職業安定所で外資系転職を探すデメリット

大手の企業の求人が少ない

外資系企業といえば、英語を使ってバリバリと働くことからかっこいいイメージを抱いている人は多いことでしょう。また、外国に出張する機会も多いことから、異国の文化や習慣に触れられるのも魅力です。日本の企業では得られない貴重な経験ができるので、今後のキャリアにも大きなメリットになります。したがって、職業安定所で外資系の転職先を探す人も少なくありません。ただ一つ注意すべきことは、外資系の大手企業は職業安定所に求人を出すことは少ないです。そもそも職業安定所は無料で求人を掲載できることから、ほとんどの場合、中小の外資系企業の求人がメインになります。大手の企業だと引き抜きや新卒採用がメインとなるので、大きな会社に働きたい方は職業安定所で職探しをすることは不向きといえるでしょう。

福利厚生に恵まれていない

職業安定所で外資系転職を探す場合、福利厚生に恵まれていないブラック企業の求人が多くあることがデメリットといえるでしょう。ブラック企業とは、労働時間が長すぎたり、休日が極端に少なかったりと働きにくい企業のことです。そもそもブラック企業の場合、労働条件がそれほど良くないことから誰かを採用してもすぐに辞めてしまうケースが多いです。職業安定所は求人の掲載料が無料であるため、ブラック企業の求人は常に掲載されている状態が続いているといえます。また、職業安定所を通して求職者と雇用契約を結んだ企業には助成金がもらえる制度もあります。つまり、ブラック企業は人材の募集と助成金をもらうことを目当てに求人を出しているのです。ブラック企業に就職してしまうと大変なので、職業安定所で職を探す時は慎重に対応しなければなりません。